秀吉ゆかりの「食べ物」

豊臣秀吉は「美食家」ともいわれているが、その側面で「田舎料理」も好んだともされる。
また、信長の影響から茶の湯をはじめ、その後、秀吉は茶会をたびたび開催した。 その中でも、1587年に北野天満宮で開かれた「北野大茶会」は最も盛大であり、 この茶会に献上された菓子が、「秀吉ゆかりの名物菓子」として数多く存在している。
北野大茶会は、上下関係なく、広く人を集めて開催されたもので、 秀吉も会場内を見て回ったというから、庶民の作った菓子が目に止まる機会があったのだろう。

活気にあふれ、賑やかに人々が行き交う中、秀吉と庶民が触れ合う場面が目に浮かぶ。
 
 
【秀吉が好んだ全国各地の名物】

【割り粥
(米粒を臼で割り、
お粥にしたもの)】

高野山

豊臣秀吉が母の菩提を弔うために高野山を訪れた時のこと。
秀吉は割粥が食べたくなり、割粥を作るよう住職に命じた。
ところが、高野山にはお米がなく、米臼もない。 そこで住職は、すぐに米を調達し、僧を総動員して米粒を包丁で二つに切り、これを粥にして献上した。
秀吉は大いに喜んだが、待っている間「高野山には臼がない」と聞かされていた秀吉は不思議に思って 「どのようにしてこの粥を作ったのか」と住職に尋ねた。
住職が事情を話すと、秀吉は次のように答えたという。
「望んだ通りになったが、臼が無いのなら、わざわざ割粥にしなくてもよい。 包丁で米を一粒一粒切るのは贅沢すぎる。それは無駄な贅沢というものだ」
そう言って、住職を叱ったという。

引用:太閤秀吉『落栗物語』(『百家随筆』活字版)


【加茂みたらし団子】
京都/下賀茂神社
下賀茂神社の門前菓子。
秀吉が開いた「北野大茶会」で献上されたといわれる。

【真盛豆
(しんせいまめ)】

京都
「北野大茶会」に献上され、秀吉はこれを食し、”茶味に適す”と賞賛したという。

【長五郎餅】
京都/北野天満宮
北野大茶会で献上、秀吉に大変気に入られ、 本人の名前を取り、「以後『長五郎餅』と名乗るべし」と命名されたという。

【鶯餅】
奈良
弟、秀長が、秀吉を招いて茶会を開いたときのこと。
その茶会で献された餅が秀吉に気に入られ、“青大豆を使ったきなこ”の色から「鶯餅」と命名したとされる。

【平野酒】
大阪市平野区
「醍醐の花見」で献上され、秀吉が飲んだといわれる酒。

【守口漬】
岐阜県岐阜市
秀吉が築城したばかりの大阪城と京を往還した折に、
守口村で休息をとり、庄屋・源兵衛が家伝の長大根の香の物を献上したところ、 秀吉はその風味を大いに賞賛して「守口漬」と命名したという伝承が残っている。
そして、秀吉により「茶の湯」とともに、その名が広まっていったという。

【蕎麦がき】
秀吉が小田原攻略の折に、諸大名が「蕎麦がき」でもてなされたと言う記録が残っている。
蕎麦がきは、そば粉をお湯で練った食べ物であり、麺ではなく団子のようにして食べていたよう。

【天野酒】
大阪府河内長野市
秀吉が愛飲していたといわれる名酒。
「良酒醸造に専念するように」と秀吉が命じるほど好んでいたとされ、その文書が今も金剛寺宝物館に残っている。

 


         
         



 
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